コストコnews｜第3Q営業収益585億ドル9.1%増/Eコマース20.7%増

メンバーシップ・ホールセールクラブのコストコホールセール（ワシントン州イサクア市、ロン・ヴァクリスCEO）が2024年8月期の第3四半期決算を発表した。

第3四半期（3月～5月）の売上高は573億9200万ドル（1ドル150円換算で8兆6088億円）で前年同期比9.1%増、会員費収入が11億2300万ドル（1685億円）で7.6%増。営業収益は585億1500万ドル（8兆7773億円）で9.1%増加した。営業利益は21億9700万ドル（3296億円）で30.9%増、純利益は16億8100万ドル（2522億円）で29.1%増の増収大増益だった。また1株当たり利益は3.78ドルで29.2％伸びている。

既存店売上高（ガソリンの価格と為替の影響を除く）は全体で6.6%増、客数6.1%増、客単価0.5%増。事業エリア別では、米国内が既存店売上高6.2%増、客数5.5%増、客単価0.7%増。カナダ部門の既存店売上高は7.7%増、その他国際部門が7.7%増。Eコマースは20.7%増加している。

会員の更新率は全体で90.5%、米国では93.0%だった。また会員のうち、エグゼクティブ会員は7.8%増加して全体で7450万人・米国で3450万人となり、売上げの73.1%を占める。

第3四半期末の店舗数は米国591店、カナダ107店、国際163店で、計861店を展開する。今年度末までに米国で10店、その他国際部門で4店を新規オープンし、890店舗にする計画だ。