ホールフーズ、2015年第1四半期の売上高、過去最高を更新

2月11日、ホールフーズ・マーケットが2015年度の第1四半期決算を発表。過去最高益で終了した2014年9月期の勢いをそのままに、最新の四半期決算でも過去最高を更新した。

2014年10月～12月の第１四半期の売上高は46億7100万ドル（100円換算で、4671億円）。前年同期は42億3900万ドルで、伸び率は10.2％と2ケタ台に乗せた。2015年度の通期目標として売上伸長率9％増を掲げるホールフーズ。幸先の良いスタートを切った。

営業利益は2億7100万ドルでプラス6.3％、純利益が1億6700万ドルでプラス5.7％。既存店売上高でもプラス4.5％と好調を維持し、21四半期連続の既存店増収となった。

1店舗あたりの平均週間販売額は72万4000ドル（100円換算で、7240万円）。これを1平方フィートあたりの売上げに換算すると、990ドルになる。年商にすると3764万8000ドル(37億6480万円)。

期中は9つの新店をオープンし、全店合計売り場面積は9.4％増えた。これでホールフーズの合計店舗数は408店舗となった。さらに、四半期決算発表と同日、カナダ3店舗を含む、計11店舗の新店オープンを発表。オープンに向けて準備中の店舗数はなんと、116店舗。500店舗の大台に届く日はそう遠くないだろう。

共同CEOのウォルター・ロブの発言。
「私たちの第１四半期決算の結果には満足している。既存店売上高や健康的な利益が成長していることを反映しているのだ。技術の革新は顧客とのかかわり方を根本から覆しており、店舗の外へ私たちのサービスを拡げることが急務となっている。ただ、同時に、今までと同じようなダイナミックな売り方、心のこもったサービス、店のユニークさは変わらずに求められている。創業以来、私たちは新しい小売りのカタチを示し続けてきたし、これからの進化にも自信を持っている。長期的に見て、店舗数を現在の3倍、1200店舗に伸ばしていきたい」

コンシャス・リテイラーの快進撃は止まらない。

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