〈速報〉Fortune誌｢Best Companies to Work For 2015｣発表!!

毎年、1月から2月の間に発表されていたFortune誌の「100 Best Companies to Work For」ランキングの2015年版が3月に入り、ようやく発表された。今日はまず、その速報。

「Best Companies to Work For」、通称「働きがいのある企業ランキング」は実際に働いている従業員にアンケートを実施し、給料をはじめ、福利厚生、離職率などを総合的に評価して順位づけをしている。よってこのランキングからは、各社の従業員満足度(Employee Satisfaction)を図ることができる。

2015年のトップ10企業と小売・サービス企業(太字)を抽出したランキングがこちら。

 
ニューヨークのウェグマンズが7位に入り、トップ10に返り咲いた。小売業ではカリフォルニア・サクラメントのナゲット・マーケットが26位、コンテナ・ストアが27位と続く。オーガニック・スーパーマーケットの雄、ホールフーズは55位と昨年の44位から少し落ちたものの、ランキング開始以来18年連続ランクイン記録を更新。さらに全米第３位のスーパーマーケット・チェーンのパブリックスもいつものように100位以内にランクイン。今回は81位だった。

93位の老舗百貨店ノードストロームも18年連続ランクインの常連である。「伝説のサービス」を誇るノードストロームが93位であることに、この調査の価値がある。ウェグマンズ、ナゲット・マーケット、ホールフーズ、パブリックスといったスーパーマーケットが百貨店のノードストロームよりも働きたい企業・働きがいのある企業として、上位に位置づけられていることの意義は、計り知れないくらい大きい。

収納用品のコンセプトストア・コンテナストアが27位、コンビニのクイック・トリップが54位。これらの企業もこのランキングの常連で、店舗を訪れてみると、その「エンプロイー・サティスファクション」の水準は一目瞭然だ。

ランキング100位の全体リストは後日、商人舎magazineの「DATABASE」に掲載する。

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