コンビニnews|6月既存店セブン2.0%増・ファミマ4.4%増・ローソン7.7%増

コンビニ3社の6月の既存店売上高は、セブン-イレブンが102.0%、ファミリーマートが104.4%、ローソンが107.7%だった。6 月度は、西日本が梅雨明けとなるなど、例年に比べて全国的に降雨量が少なく天候に恵まれた。気温が上昇し、真夏日となる日も多く夏需商品が好調に推移した。

セブン-イレブンの既存店は客数101.0%、客単価101.0%で売上高は102.0%。全店の売上高は102.1%。

ソフトドリンクやアイスクリームなどの販売が好調に推移した。また、6 月11 日(水)から6月14日(土)の4日間限定で「おにぎり・寿司スーパーセール」を実施。このほか各種セール・キャンペーンの効果もあり、客単価も前年を上回った。店内の専用オーブンで焼いて提供する「セブンカフェ ベーカリー」は、6月末時点で取り扱い店舗を 39 都道府県2967店に大きく拡大。人気商品の「お店で焼いたふんわりメロンパン」などの販売が認知度向上とともに販売が伸長している。「地域フェア」は全国 11エリアに分けて同時開催した。主に「おにぎり」「カップデリ」「冷たい麺」「スイーツ」の 4 カテゴリーを中心に各地域の特色ある商品を発売した。

ファミリーマートの既存店は客数99.3%、客単価105.1%で売上高が104.4%と、46カ月連続で前年超えを達成した。全店売上高は102.9%。

中食カテゴリーでは、おむすび・カウンターFFが売上げを牽引した。カウンターFFは、定番のファミチキやクリスピーチキンの新フレーバー、人気コンテンツとコラボしたフラッペが注目を集め売上げ増に寄与した。6月から、新型コーヒーマシンを順次導入している。加工食品カテゴリーでは、テレビCMで放映した「1個買うと、1個もらえる」キャンペーンの対象商品が売上げを大きく伸ばした。非食品カテゴリーでは、PB衣料「コンビニエンスウェア」の春夏新商品が好調に推移し売上げに貢献した。

ローソンの既存店は客数102.9%、客単価104.7%となり、売上高(チケット・ギフトカード等除く)は107.7%。全店売上高は108.8%。6月末のローソングループ国内総店舗数1万4671店のうち、ナチュラルローソンは134店、ローソンストア100は634店。

米飯、調理パン、調理麺、ファストフード、店内厨房、デザート、ベーカリーは、創業50周年を記念した商品の販売が好調に推移した。玩具は、エンタメくじやトレーディングカードゲームの販売が好調だった。創業50周年「マチのハッピー大作戦」の販促企画は、「創業祭 盛りすぎチャレンジ大作戦!お値段そのまま!50%増量」や、「いまだけ!激レアからあげクン出現率5倍UP大作戦」など5企画を展開した。Pontaパス会員限定施策では、「週末おにぎり おトクーポン各種50円引き」や「Lチキ無料券クーポン」などを実施した。

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