2月商業動態統計|商業販売額0.8%減/卸売業1.3%減・小売業0.4%増

2019年2月度の商業動態統計速報が経済産業省から発表された。

卸売業と小売業を合わせた商業販売額は36兆2580億円で、前年を0.8%下回った。季節調整済みでは1.0%減。


(経済産業省 商業動態統計速報より:以下同じ)

卸売業の販売額は、25兆2330億円で1.3%減、季節調整済みは1.1%減。そのなかで、大規模卸売店の販売額は9兆2526億円で0.3%マイナスだった。

小売業の販売額は11兆0240億円で0.4%増。季節調整済みでは0.2%増だ。自動車小売業6.1%をはじめ5業種が増収した。一方、各種商品小売業(百貨店など)▲3.2%など4業種は前年を下回った。

小売業を業態別に見ると、ドラッグストアが4.4%増と好調だ。調剤医薬品8.5%増をはじめ、9カテゴリーすべてが前年を上回った。

コンビニは3.8%増。非食品が5.1%増と大幅に伸長した。
家電大型専門店は0.3%増。

一方で、スーパー(総合スーパー+大手食品スーパーマーケット)は1.2%減、ホームセンターは1.4%減、百貨店2.2%減と減収だ。スーパーは主力の飲食料品が0.9%減、衣料品は4.5%減。ホームセンターは、電気6.2%減など9カテゴリー中6カテゴリ―が減収だった。百貨店は、主力の衣料品が2.9%減、飲食料品も2.9%減で前年を下回った。

ドラッグストア    +4.4%(5013億円)
コンビニエンスストア +3.8%(9003億円)
家電大型専門店    +0.3%(3074億円)
スーパー       ▲1.2%(9745億円)
ホームセンター    ▲1.4%(2140億円)
百貨店        ▲2.2%(4600億円)

>商業動態統計速報

関連カテゴリー

統計 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧