リテールパートナーズnews|アルク八幡西店/トライアル開発レジカート導入
(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)傘下の(株)丸久(同本社、田中康男社長)は、4月6日に開店した「アルク八幡西店」に、キャッシュレス機能付きタブレット搭載の買物カート「レジカートシステム」70台と「デジタルサイネージ」14台を導入した。
「レジカートシステム」と「デジタルサイネージ」は、(株)トライアルホールディングスの子会社である(株)Retail AI(東京都港区、永田洋幸社長)が開発したシステムを導入する。なお、「レジカート」は丸久での呼称で、トライアルホールディングスでは「スマートショッピングカート」と呼ばれている。
レジカートの導入はアルク到津店に続き2店舗目となる。2020年7月に導入したアルク到津店では、約3カ月間でレジカートの利用率が、導入当初の目標値20%超を達成した。この結果を踏まえ、今回はアルク八幡西店の開店時からスマートストアとして運営するという取り組みにステップアップした。
レジカートは「レジ待ち無し」、「キャッシュレス決済」、「お得な情報・パーソナライズされた情報が届く」などの新しい買物体験を顧客にに提供するとともに、店舗オペレーションの効率化が可能となる。また、Retail AIのデジタルサイネージの導入は今回が初めてとなる。トライアルでの運用実績から導出した活用ノウハウを取り入れ、店内での顧客とのコミュニケーションツールとして運用していく。
今後、Retail AI自社開発の「リテール AI カメラ」導入も計画しており、小売店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)連携を加速させていく。