楽天news|処方せん薬品を迅速に受け取れる「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」
楽天グループ(株)(東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)は、処方せん医薬品を薬局で迅速に受け取ることができる調剤薬局予約アプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の提供を開始した。
「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は、調剤薬局の検索から、処方薬の受け取り予約、処方せんの送付、オンライン決済まで、幅広い機能を搭載した、iOSとAndroid™対応のスマートフォンアプリだ。
ユーザーは、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」を利用することで、必要な処方薬を希望する薬局で迅速に受け取ることができる。一方、調剤薬局は、処方せんを事前に受け付けることで余裕を持った調剤が可能になる。またオンライン決済によるレジ業務の簡易化などの効果も期待できる。
このアプリは、保険調剤と自由診療による調剤に対応していて、楽天会員は無料で利用することが可能だ。対象の調剤薬局は、2024年4月時点で国内約2500に上っていて、順次拡大していく予定だ。
ユーザーは、医療機関で薬を処方されたあと、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」上で現在地や地域名、薬局名から検索し、処方薬を受け取りたい薬局を選択する。薬局は、居住先や勤務地の周辺に加えて、通勤・通学途中、外出先など、幅広い候補から生活スタイルにあわせて探すことができる。また、行きつけの薬局はお気に入り登録も可能だ。選んだ薬局に、処方せんまたは電子処方せん引き換え番号が記載された控え用紙の画像を送付し、受け取り日時を選択することで、予約が完了する。処方薬の準備が完了すると、通知が届き、受け取りの詳細や支払予定金額が表示される。オンライン決済にも対応しているため、指定した日時に薬局を訪れるだけで、スムーズに処方薬を受け取ることも可能だ。
一方、調剤薬局による「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の導入は、パソコン一台で済む。ユーザーがオンライン決済を選択している場合は、現場でのレジ業務も簡易に済ませることができる。将来的には「お薬手帳」機能やオンライン服薬指導、処方薬の自宅配送等の機能を追加していくことで、薬局の業務を効率化させることができる。
このアプリの提供開始にともない、楽天がこれまで提供していたウェブページからの処方薬受け取り予約サービス「ヨヤクスリ」は、2024年5月31日(金)に終了する。