クローガーnews|第3Q 既存店1.6%増/リストック・クローガー戦略進む
全米№1スーパーマーケット企業のクローガー。11月10日で終わった2019年2月期第3四半期の売上高は、0.3%増の276億7000万ドル(100円換算で2兆7670億円)の増収だ。
既存店売上げはガソリン販売を除いて1.6%の増加だ。デジタル売上高はなんと60%増の高い伸長率。
ただし純利益は20.1%減の3億1700万ドルとなり、1株あたりの利益は11.4%減少して0.39ドルだった。
粗利益率はさらに0.9%減少して21.6%。家賃と販管費は0.2%減少して17.2%だった。つまり営業利益率は4.4%。
ロドニー・マクマレンCEOは、「伝統的なグローサーストアからビジネス・モデルをトランスフォームする。顧客を中心に、いつでも、どこでも、なんでも提供できる利益率の高い成長企業を目指している。リストック・クローガーを基盤として、経費を節減し、テクノロジーと社員への将来投資を進めながら、客数と市場シェアの拡大を図っていく。そして店舗、ロジスティックス、データといったわれわれの資産を利益につなげて、さらに顧客経験を改善していく。これらはすべて2020リストック・クローガーの財務目標を達成するためのコミットメントだ」と述べている。
リストック・クローガー(Restock Kroger)とは、クローガーが2017年12月に立ち上げた」戦略プロジェクトで、クローガー店内における顧客の経験価値を改善して、さらに高める計画を指す。当然、ウォルマートとアマゾンへの対抗戦略である。その一環として、全米国内トップの売上げを誇るドラッグストアのウォルグリーンとの提携を発表したばかりだ。また第3四半期の目玉となるホリデーシーズンには、1万人の臨時雇用を行い、600店舗にGeoffrey’s Toy Boxを導入するなど、顧客価値向上に積極的な投資を行っている。