8月労働力調査統計|就業者数6682万人68カ月増加/完全失業者数99カ月連続減少

8月の「労働力調査(基本集計)」速報が、総務省統計局から発表された。

8月の就業者数は6682万人。前年同月に比べて109万人増加して、68カ月連続増となった。就業者とは、従業者と休業者を合わせたもので、大きく分けて「自営業主・家族従業者」「雇用者」がある。


(総務省統計局 労働力調査より:以下同じ)

雇用者数は5953万人と、前年同月より113万人増え、こちらも68カ月増加が続いている。

このうち、正規の職員・従業員は3515万人。前年同月に比べて94万人プラスで、45カ月増え続けている。非正規の職員・従業員は2108万人で54万人増え、11カ月連続のプラスだ。

産業別従業者を7月と比べると「医療、福祉」が31ポイント増、「情報通信業」が18ポイント増、「サービス業(ほかに分類されないもの)」が18ポイント増。卸売業・小売業の従業者数は1089万人で、従業者数は一番多いが、11ポイント減少した。

結果、就業率は60.2%で、1.0ポイント上昇している。

一方で、完全失業者数は19万人減少して170万人。99カ月減少が続いている。季節調整値の完全失業率は2.4%で、前月に比べて0.1ポイント低下した。

非労働力人口は4236万人。前年同月に比べて102万人マイナス。39カ月連続で減少している。

⇒総務省総務局「8月労働力調査(基本集計)」

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