2月百貨店インバウンド動向|免税売上高約41億円で3.6%減/客単価57.9%増

(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、村田善郎会長)のインバウンド推進委員会が2022年2月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査はインバウンド推進委員店の88店舗が対象となっている。

2月の免税総売上高は、約41億7000万円で前年同月比マイナス3.6%となった。売上高の内訳として、一般物品は約37億9000万円で20.7%増加したものの、消耗品は約3億8000万円でマイナス67.9%減と激減した。

購買客数は約6000人でマイナス38.9%と減少しているが、一人当たりの購買単価は約66万1000円で前年同月より57.9%も増加した。

なお参考までに、2020年比では免税総売上高は62.1%減、購買客数は95.3%減と厳しい状況が続いている。

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