11月チェーンストア統計|既存店3.7%増/気温低下で季節衣料好調

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が11月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0822店の調査。店舗数は前年同月より160店舗増、前月より9店舗増加している。

11月の総販売額は1兆1286億6897万円で、前年同月比は全店で103.2%、既存店は103.7%だった。

11月度は、食料品は節約志向で買い控えが続いているものの、農産品の相場高と食料品全体の店頭価格上昇で、売上げは好調だった。衣料品は気温の低下ともに季節商品が動き始めた。

部門別の数値では総販売額構成比が68.7%の「食料品」が7756億9887万円で既存店104.6%。「住関品」の構成比は19.9%で、売上高は2247億4269万円102.2%。「衣料品」の構成比は5.6%で、売上高は630億3006万円103.5%と好調に推移した。

1㎡当たり売上高は4万5644円で前年同月より4.2%増加している。

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