ニトリnews|現場社員向けにiPhone約4000台を貸与・自己啓発促進
(株)ニトリホールディングス(札幌市北区、⽩井俊之社長)は4月10日(月)、社員の⾃⼰成⻑や多様な働き⽅の推進を⽬的として、2023年6⽉末までに、ニトリホールディングス、ニトリ、ホームロジスティクス、ホームカーゴ、ニトリデジタルベース所属の社員約4000⼈に向け、iPhoneを貸与することを発表した。
ニトリグループでは、社員が会社の⽅針・⽅向性を理解して⾃⾝のキャリアプランに役⽴てられるよう、すきま時間で閲覧できる社内向けポータルサイトでの情報発信や、教育コンテンツのオンライン化に注⼒してきた。
すでに個⼈⽤のiPhoneを貸与されていた本部勤務の社員は、これらの情報を受け取りやすい環境となっていたのに対し、店舗や物流拠点勤務の現場社員は、拠点にあるパソコンなど限られた環境下でしか会社の情報に触れられないため、現場社員からは「もっと学びたい」「もっと繋がりたい」という声が挙がっていた。
その期待に応えるとともに、オンライン化が加速している昨今の動向を踏まえ、今回新たに現場社員に対しても、個⼈⽤iPhoneの貸与を決定した。
この取り組みによって、さまざまな教育コンテンツへのアクセス性の向上、社員同⼠のコミュニケーションの円滑化を進めるとともに、“多様な働き⽅の推進”にも繋げていく。
具体的には、2024年3⽉期の社員教育におけるWEB研修の割合を増やし、⾃宅受講など学び⽅の選択肢を広げることで、約160回にわたる研修の機会を累計で約1万2000人の受講者へ提供していく。
さらには、約2500にも上る教育動画コンテンツの提供や、社員同⼠がオンライン上でコミュニティを形成して研修での学びを深める仕組みの構築など、新たな教育機会を提供する。
今後は、拡⼤する海外拠点へも同様の施策の適⽤を予定している。