2月労働力調査|就業者数6658万人、卸売業・小売業就業者前年比46万人減少
総務省統計局が発表した2月の「労働力調査」では、就業者数6658万人で、前年同月との比較では35万人減少した。5カ月連続の減少だ。
正規の職員・従業員数は3577万人で前年同月に比べ12万人減少。一方、非正規の職員・従業員数は2073万人で、こちらは前年同月より10万人増加した。就業者が減少した主な産業は「卸売業,小売業」「教育,学習支援業」「「金融業,保険業」など。
「卸売業,小売業」の就業者数は1054万人で、前年同月比46万人も減少している。
なお完全失業者数は180万人で、前年同月に比べ15万人減少した。8カ月連続の減少となり、完全失業率は回復傾向は続いている。完全失業率(季節調整値)は2.7%で、2022年1月より0.1ポイント低下した。